前回のブログから随分間が空いてしまいましたが、ただ書くのが面倒だっただけで、その後すぐにアセンブリ完了しています。使い心地はすこぶるよく、今もバリバリのメインキーボードとして活用中です。もちろんこのブログもergo42を使って書いています。
さて、結局揃えたパーツは下準備のままで問題ありませんでした。
道具はテスタとニッパーを追加しています。
テスタは導通確認で必要です。CPUの作り方という本にテスターは「5000円クラスのアナログにすべし!」と書いてあったのでそれっぽいものをメルカリでゲットしました。
ニッパは最初数百円の安物を使用していましたがProMicroの足が切りきれずにズタボロになってしまいました・・・。結構太い足を48本も切らならず、安物を買うとかえって銭失いになる可能性があります。ピアノ線用の強力なやつを一本揃えておきましょう。
はんだごてはFX600にして大正解でした。2Cのコテ先もとても使いやすく流石自作キーボード界隈でイチオシのはんだごてです。ダイオードやキースイッチでかなり多くのはんだ付けを必要とするので良いものを使うとラクですね。
自作キーボード (Ergo42) を組み立てた
https://qiita.com/zk_phi/items/3180902a37fa73223020
数点自分がハマった箇所があったので共有しておきます。
1.アクリル板の保護シートが剥がせない
届いたアクリル板には白い保護シートが貼られています。本来ならこれを剥がしてから組み立てるのですが、自分のアクリル板はそれはもうガッチリくっついてて剥がせませんでした。強力なテープを使ったり、ドライヤーで温めるといいという話もありましたが、何をしてもビクともしませんでした。このような場合は「半透明でもそれはそれでアジがある!」と自分に言い聞かせて諦めましょう笑。
2.左側のProMicroが初期化できない
ハンダ付けや組み立ても終わりqmkをインストールするところまで行きましたが、左側のProMicroが初期化でき無いという現象にハマりました。右側はUSBを刺すとLEDが光りますしスイッチを押すとLEDが消えるのですが、左側はqmkのmakeでスイッチを押しても認識しません。USB HIDとして認識していないような感じなのでErgo42というよりProMicroがだめなのか・・・と買い直しを覚悟していました。
その後、格闘すること数時間、試行錯誤してなんとか問題を解決したのですが、原因は「USBケーブル」でした。右側のProMicroは問題なく、左側のProMicroではうまくつながらないという意味のわからないケーブルがこの世に存在したのです!他のUSBケーブルに変えてみたらすんなり動きました・・・。なにこのトラップ。
と、自分の嵌ったポイントはこんな感じですかね。後はキーバインドを自分好みにカスタマイズし続けながら使っていますが、とっても良い感じです。自作モノはやっぱり愛着がでていいですね。
慣れるのに時間が必要で大変ですがそれだけの苦労をする価値があると思います。キーボードは人生でもかなり長いこと触れ合うデバイスですからね笑。ぜひ興味のある方は自作キーボードを試してもらいたいです。