ホントに30日でできるのか、OS自作入門・30日目「高度なアプリケーション」

さて、ついに最終日、30日です。あとがきで31日目もありますが、開発は今日で終了となります。いやー、なんとかここまで続けてこれましたよ。

最後はアプリを色々作るって感じですが、C言語メインで特殊なことはあまりしていないのでサクッと読みました。ええ、最後までサッと流します笑。しかし、流用とはいえJPEGのデコーダまで入っているのは凄いですね。マルチメディア関係の処理ができるととたんに華やかになりますし、凄いことやっている感があります。いままで線を書いたり音を出したりする基礎部分を作っていたからこそとはいえ、この小さいOSにここまで処理ができるアプリが作れるんだなぁと感動です。

ネットワーク系の処理があればブラウザやら色々おもしろいことができそうですが、自分にその下回りを書くほどの技量がない・・・。LANとかどうやってつなげるのかな。ちょっと調べた感じだとDOSでパケットドライバーが〜という記述が参考になりそうですが、いやー、この情報だけでは先が長そうです。もし時間ができたら自分なりのカスタムをしたいと思います。

30日を終えて、自作OSが作れるようになったかというと胸をはってNOと言えます笑。世の中にはこれを小学5年生で読破してOS作った人もいるようですが、君は人生何周目なんだい?と聞きたくなります。それなりにiOSアプリとかWEBアプリとか作っているオッサンなんですが、低レイヤーの知識がなかったためザッと目を通すだけでも大変でしたよ・・・。

ただ、この本を読んだことで勉強するという熱意はより強くなった気がします。自分には足りない知識が多いということを再確認しました。人生、最後まで勉強し続けて、いつかは自分でイチからOSやらロボットを作れるようになりたいなぁと思います。何十年後かわかりませんが笑。